< 店頭での鉢植の入荷時期: 4月〜6月頃 >
「葉っぱばっかりで、お花が咲かないわ。」
「去年は、ピンクだったのに、今年は、青になってしまったわ。」
「日本のあちらこちらに自生してるけど、どこが原産地なの?」
そんな
あなたの疑問・不満を
お花の専門家が
ズバリ解消します。
では、まず、
「あじさいって、こんなのあるけど、知ってます?」 特集!!
とは、言っても、少しだけですけど・・
ちょっとばかり紹介しますね。 (*^^*)
(※ 以前、当店に入荷した品種の紹介です。
現在入荷中のものではありません。)
まず、がくあじさいです。
どちらも、
「城ヶ崎」という美しい品種です。
続いてどうぞ。
うわーっ!! きれいですねえ。
左が珍しい純白の
「シュガーホワイト」、
右が定番のピンクですが発色の美しい
「ウィーン」です。
続いて変り種の品種を見てください。
左から順に、個性的な色の
「グリーンシャドウ」、
個性的な花型の
「かしわばあじさい」、
「アナベル」です。
きれいでしょ?
右の品種が、
「フラウ」、左は、その色変わり品種を寄せ植えしたものです。
次は、さらに、ビックリ品種。
これでも、あじさいのつもり・・???
比較的、新しい品種で
「ファンタジア」っていいます。
咲き始めはきれいなグリーン、それからピンク、グリーンへと変化していきます。
次にご紹介するのも、個性的な品種です。
こちらは
「西安(シーアン)」っていう品種。
どちらも、枯れてないですよ〜。(^^;)
コレが、市場から入荷した状態です。
こちらの品種は、ピンクから、少しずつ、シックなグリーン、渋めの赤に変化していきます。
ちょうど、ドライのような状態になっていきます。
「だったら、やっぱり、枯れていく途中じゃないかー。」
そうかもしれませんねえ・・・・ (^^;)
でも、この状態がクラシカルで美しいでしょ? (*^^*)
あじさいは、来年も比較的、
簡単に咲くお花って事が
うれしいポイントですね。(*^^*)
あじさいと仲良くなる方法!
それでは、管理方法です。
1.置き場所
室内・外の半日陰 (窓際に置いた場合でいえば、
レースのカーテン越しくらいの日光の強さ)が最適。
2.水やりの仕方
土の表面が、乾き始めたらたっぷりと。
3.肥料のやり方
購入して、開花中のものは不要です。
それでは、園芸相談始めます。 (*^_^*)
来年も咲かせるぞって方へ!
ポイントはココ!!
1.お花が終わってきたら
ココが、大事なポイントです。
鉢植の場合、枝元2〜3節くらい残して、切り詰めます。
(また、庭植えの場合も、花後
全体の半分くらいを目安に切り詰めます。
ただし、4〜5年に1度は、枝の更新をはかるため、
枝元2〜3節ほどで、切るとよいようです。)
ちょっと、勇気がいりますが・・・
来年、良いお花を咲かせるために
心を鬼にして・・ (^^;) 切ってしまいましょう。
そうそう、ココも、大事なポイントですが、
この作業は、必ず、遅くても7月中旬までに終わって下さい。
(切り詰めるのが、遅いと・・・
来年の準備し始めた花芽を切ってしまうことになりますので。)
では、実際にやってみましょう。
ちょっとばかり、疲れてきた「あじさい君」です。
アップで見ると・・
中心部がクタクタになってます。
(この中心部が、本当の「花」の部分です。)
株そのものを弱らせないために、早めに切り詰めましょう。
ちょうど、赤いポイントが付けられている部分です。
(切り詰める位置が高いと、来年、高めの位置でお花が咲きます。)
こんな感じです。
同じように、全体を・・
切ったばっかりは、なんか、寂しい感じですけど・・ (^^;)
すぐに、新芽が伸びてきて、葉っぱが増えてきますよ。
2.植え替え、または、露地植え
ココが、大事なポイントです。
切り詰めた後は、必ず植え替えます。
(ほとんどの場合、根が詰まっているためです。)
ひと回り大きい鉢か、お庭などに植え替えます。
(あじさいは、戸外で越冬します。)
3.置き場所
戸外の日当たりか半日陰。
(夏が半日陰になる場所なら、より最適です。)
4.水やりと肥料
あじさいは、お水が大好き。
土が乾き始めたら早めにあげましょう。
植え替え後、化成肥料(置き肥)を1度与えます。
それとは別に、液体肥料を与えます。
(9月まで月に数回程度。)
5.来年の、花の色は・・??
すぐ下の、「そこが知りたい!!」質問コーナーを見てね。
「そこが知りたい!!」質問コーナー
<葉っぱばっかりで、お花が咲かないわ。>
花後の切り詰める時期が、遅いと咲かないことがあります。
花後に、植え替えをされなかった場合(根詰まりが原因)、
肥料が足らない場合も、咲かないことがあります。
<去年は、ピンクだったのに、今年は、青になってしまったわ。>
花の色は、土壌の性質に影響を受けます。
土が、酸性なら青く、アルカリ性なら赤くなります。
(日本の土壌は、酸性の場合が多いので、
青くなることが多いようです。
また、白花は、影響を受けにくいようです。)
そこで・・・・お待ちかねの・・
お花の色を自由自在に操る方法です。 (*^^*)
花色を赤くする方法
赤玉土7に対して、腐葉土3を混ぜた土に植えます。
(石灰を混ぜる方法もあります。)
花色を青くする方法
赤玉土7に対して、ピートモス3を混ぜた土に植えます。
<日本のあちらこちらに自生してるけど、どこが原産地なの?>
自然咲きのあじさいは、実は、ココ、日本です。
万葉の時代から、園芸植物として、栽培されていたようです。
それが、江戸時代、オランダの医師シーボルトによって
ヨーロッパに伝えられ、海外で品種改良が次々に行われ、
いろいろな種類が生まれました。
(もちろん、今では、日本でも、品種改良が行われています。)
育ててみたくなりました? (*^^*)
ところで・・・
あなたの疑問に
多少・・ですが、
ズバッと・・・答えて・・・
ありますでしょうか? (^^;)
おしまい。 (*^^*)
花の香花園
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本店 (愛知県犬山市東古券・犬山城南へ10分)
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